実る程こうべを垂れる稲穂かな

思ったことを気まぐれに書きます

児童館で感じる成長

初めて息子を児童館に連れて行ったのは、息子が4ヶ月の時だった。

 

4ヶ月というと、寝返りがやっとできるかできないかくらいで、おもちゃを持たせれば持つが、「遊ぶ」というには程遠い状態だったので、他の1歳児の子どもたちが元気に動き回る様子を見ながら1年後に本当にこんな風になるのだろうかと俄には信じがたかった。

そしてこの時、児童館に行ってもまだ遊べなさそうだと思ったので以来数ヶ月間は児童館に行くことなく家で過ごしていた。

 

8ヶ月頃になるといよいよずりばい、はいはい、つかまり立ち、伝い歩き・・・とどんどん自分の意思で動き回るようになり、底知れない興味関心に突き動かされるように縦横無尽に移動するのですっかり目が離せなくなった。

また、9ヶ月に入るとさらに体力もついてきて、この有り余るエネルギーをどうやって解放させたらいいのか途方に暮れるようになった。

手先も器用になり、おもちゃで遊ぶのも上手になったので8ヶ月頃から再び児童館に行くことにした。

 

久しぶりに行った時は、息子はまだ様子見という感じであまり動き回ることはせず、手に取ったおもちゃで遊ぶという感じだった。

ところが、次に夫が連れて行った時はどうやら様子が違ったようで、かなりはっちゃけていたようなのである。

他の子どもたちがおとなしく遊んでいる傍ら、息子は滑り台を登ったり降りたり、滑り台のてっぺんで雄叫びをあげたりと、保育士さんや他のお母さんたちから一目置かれるほどエネルギー全開で遊んでいたという。

この前に行った時からはとても想像できないことだった。

 

そして今日、私が連れて行ってみたところ……。

確かに一人だけずば抜けてはっちゃけている(笑)

 

ズンズン滑り台を登っていく様子を見た保育士さんに「ほんとに月齢合ってる?って感じだね笑」と言われる始末。

両手におもちゃを持ってカチカチしながら「うわ〜〜」と叫んでいると他の子どもたちも共鳴して叫び出したり、10ヶ月の女の子の後を追ってみたり……とにかくやりたい放題(笑)

穴にボールを入れるとクルクル回って落ちてくるおもちゃでは、初めて穴にボールを入れることができ、その瞬間、その様子を見ていた保育士さんや他のお母さんと一緒に拍手喝采

 

これだけ遊んでくれたら暑い中来た甲斐があるってもんだ。

我が子ながら息子は表情豊かでニコニコと愛想も良いのでみんなに可愛がってもらえて得な子だ。

 

とにかく今日は今までで一番児童館が楽しいと思えた日だった。

 

今日は4ヶ月の赤ちゃんが初めて来ていて5ヶ月前の息子のように、静かに仰向けかうつ伏せでおもちゃや他の赤ちゃんを見ながら過ごしていた。

その様子を見て、赤ちゃんの成長のスピードって凄まじいなと改めて実感。

息子が4ヶ月の時に来た時はちょっと早すぎたかな……と思っていたけれど、今から思えばこの5ヶ月間の劇的な成長と変化を身をもって知ることができたので、早くから連れて来ていて良かったと思った。

 

日進月歩の子どもの成長。

一瞬たりとも見逃せない。

いまやiPhoneのカメラロールは息子で溢れかえっている。