【登録販売者試験】独学一発合格!必勝勉強法【おすすめテキスト】
私は、2022年度の登録販売者試験を受験し、独学で一発合格することができました。
今回はそんな私が使ったテキストと勉強法についてお話します。
登録販売者試験は薬事法の改正がある度に少しずつ内容が変更されますが、勉強法としては大きく変わることはないと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに
登録販売者試験について
登録販売者試験は、一般用医薬品の販売等を行う「登録販売者」の資格を取得するために受ける試験です。
合格率は全国平均で40~50%で、しっかりと試験対策をすれば合格は可能です。
厚生労働省が公開している「試験問題の作成に関する手引き」に基づいて出題されます。
試験の主な出題範囲は次のとおりです。
- 医薬品に共通する特性と基本的な知識
- 人体の働きと医薬品
- 主な医薬品とその作用
- 薬事関連法規・制度
- 医薬品の適正使用・安全対策
受験資格は特に設けられておらず、年齢や職業を問わず誰でも受験できます。
受験のきっかけ
登録販売者試験を受験したきっかけは大学時代にさかのぼります。
私は漢方薬店でアルバイトをしており、ずっと店長から受験を勧められていました。
しかし、当時は大学の勉強で手一杯だったこともあり、あまりやる気にならず結局受験しないまま卒業してしまいました。
ふと受験しようと思い立ったのは長男が生まれて少し落ち着いた2022年のことでした。
2021年度の社労士試験を経験していた私にとって、試験内容としてはさほど難しくなく、暗記自体は大変ではあるものの、比較的とっつきやすいものでした。
ただ、合格したはよいものの、登録するために必要な「直近5年の間に2年分の実務経験」という要件を満たすことができず、今でも登録しないままになっています。
しかし、合格自体は一生有効ですので、いざとなれば2年分の実務経験を積めば医薬品登録販売者として登録して働くことは可能ですので取っておいて損はないと思います。
使用したテキスト&問題集
私が使用したテキストはこれです。
大学時代のバイト先の店長のおすすめでもあったのですが、イラストや図解があってイメージしやすく、重要な部分は赤字で書かれているのでポイントが分かりやすかったです。
薄い要点ブックも付いていますので、スキマ時間や直前期の暗記、試験当日の最終チェックにも便利に使うことができました。
補助資料として、こちらの書籍も参考のためにさらっと一読しました。
漢方薬をキャラ付けることでグッとイメージしやすくなり、苦手意識を持つことなく勉強できました。
問題集については、テキストと同じ薬事日報社が出版している以下の2つがありますが、私自身は問題集は購入せず、インターネット上にある過去問を5年~10年分ほどダウンロードして印刷して問題演習をしました。
登録販売者試験は、全国でいくつかのブロックごとに問題が作成されており、それぞれ若干傾向や難易度の違いがあるようです。
ですので、まずはご自身が受験する予定のブロックの過去問に取り組み、それでも余裕があるようなら他のブロックの問題を解いてみることをおすすめします。
独学に向いている人・向いていない人
さて、具体的な勉強方法に入る前に、そもそも独学にするか、スクールを利用するか迷っている方もいらっしゃると思いますので、私なりに独学に向いている人・向いていない人について分析してみました。
独学に向いている人
独学に向いていると思う人の特徴は以下のとおりです。
- 勉強が好き
- やると決めたらとことんやる
- 計画を立てて遂行することができる
- 強いモチベーションを持ち続けられる
- 一人で何かをするのが好き
私自身は、大学受験に一度失敗し、一浪していますが、この時も予備校には通わず自宅で浪人(いわゆる宅浪)をしました。決められたカリキュラムをこなすよりも自分で計画を立てて勉強したい・できると思ったことと、周りにライバルの受験生がいるとその存在が気になって集中できなくなると思ったからです。
このように一人で自律的にがんばりたい・がんばれる方は独学に向いていると思います。
独学に向いていない人
独学に向いていないと思う人の特徴は以下のとおりです。
- そんなに勉強が好きではない
- やると決めても途中でめげてしまう
- 計画を立てられない・計画通りにできない・ペースメーカーがほしい
- モチベーションが続かない
- 誰かと何かをするのが好き
独学に向いていないと思う人は、向いている人の特徴と反対になるわけですが、とりあえず一人で続ける自信がないと思う方ははじめからスクールの利用を検討されるのが結果的に近道になると思います。
独学のコツ
独学のコツは、試験の難易度にもよる気がします。
私の場合、社労士受験の時は「承認欲求」でした。
社労士は合格率一桁台の超難関試験のため、かなり強いモチベーションがなければ心が折れてしまいそうでした。
しかし、合格した時を想像すると、その達成感は計り知れませんでした。
そのため、「社労士試験に合格できたら自分って相当すごいよね」というイメージを常に持っていました。
一方で、登録販売者試験の合格率は40~50%と、それほど難しい試験ではありません。
なので、あまり難易度が高くなく、緊急の必要性のない資格の試験の場合は、迷いが生じたり、何かと理由をつけて諦めたりする前にさっさと受験の申し込みをしてしまいます。
そうすると、逃げ場がなくなり勉強するしかなくなります。
この点については、最近増えてきたCBTの試験でも同様のことが言えます。
通常の筆記試験だと、受験日は年1~3回のものがほとんどですが、CBTはほぼ1年中いつでも受験することができます。
この「いつでも」というところがくせ者なのです。
私の場合、先延ばし癖があるため自らを追い込まないと頑張れません。
日商簿記や秘書検定など取りたい資格はありテキストも購入しているものの、これらの試験はCBTでも受験可能なため、なかなかモチベーションが保てず、いまだに受験できずにいます。
ですので、とにかく受験の申し込みをして逃げ場を無くしてしまうことが重要だと思います。
独学の勉強法
目標は小さなものから:最初の目標は「とにかくテキスト精読一周」
どんな勉強もまずはテキストを一周することから始まります。
私の場合、兎にも角にも通読します。
途中で1章ごとに問題を解いたりはしません。
小さな疑問点があれば調べながら読み進めますが、あまり細かいことは気にしません。
しかし、テキストの注釈も含めて隅から隅まで読みます。
テキストを読むのはしんどいことです。
しんどいからこそ、「二度と読むまい」という気持ちで、新しい知識が手に入ることを面白がって精読するのです。
こうすることで、基礎知識が頭に入るのはもちろんですが、次のステップである問題演習で、問題を解いて答え合わせをした後、テキストに立ち返った時の記憶の定着度合いが一段と高くなります。
問題を解く、解く、解く
テキストを一周した後はひたすら問題を解くのみです。
もちろん、解いた後は答え合わせをして間違ったところはテキストに立ち返ったり、それでも分からない部分はインターネットで検索するなどして疑問点を完全に解消しましょう。
【勉強の黄金のサイクル】
問題を解く ⇒ 答え合わせ ⇒ 間違った部分の復習&疑問点解消
問題を解く段階に入ったら、この黄金のサイクルをひたすら回すだけです。
最初の数回はなかなか合格点に達することができず、焦ることもあるかもしれませんが、5回ほど解いたところから徐々に点数が上がり始め、少しずつ手応えを感じ始めるはずです。
ここでめげたり油断したりせず、試験前日まで過去問や模試を解きまくることが大切です。
暗記しなければならない部分ももちろんありますが、問題を解いて間違うたびに復習し、間違った部分の周辺知識も同時に増やしていけば自然と身につくものも多いです。
無理に暗記するよりも、なるべく自然にエピソード記憶として定着させる方が試験本番で問われた場合にすんなり記憶を引き出しやすいような気がします。
使えるものは何でも使う YouTubeやTwitter(X)
独学において重要なのは、【なりふり構わない】ことです。
私が独学にこだわっている理由の一つは、やればできることにお金をかけたくないからです。
私はもともと勉強が好きなタイプなので、やる気さえあればわりと資格の勉強も楽しくすることができ、たいてい理解も追いつきます。
それでも、テキストを読んでいるだけではなかなか理解できない部分もでてきます。
そんな時、なるべくお金をかけずに勉強の道具を手に入れたいのです。
今はとても便利な時代で、YouTubeでは丁寧な解説動画を無料で見ることができ、Twitterを開けば勉強仲間がいて、その道の先輩方もいます。
社労士受験時代もYouTubeには非常にお世話になりました。
登録販売者試験でも、漢方薬の暗記の部分では特にYouTubeにお世話になりました。
また、その中でも漢方薬の暗記のための単語帳アプリのデータを配布してくださっている方がいて、データをいただいて大いに活用させていただきました。
このようにお金をかけなくてもなりふり構わなければ勉強の道具を手に入れることができるのです。本当にありがたい時代だと思います。
ただし、無料で手に入る分、内容を精査する必要性はあります。
ですので、ベースとなる部分はきちんと課金してテキストでしっかりと勉強した上で、オプションとしてこれらのものを活用するのがよいのではないかと思います。
おわりに
登録販売者試験は、ある程度自分に合った勉強法を身につけている人であればさほど難しい試験ではないと思います。
医薬品の成分名がカタカナばかりで覚えにくかったり、漢方薬については深追いしすぎるとよくなかったりと少しクセのある試験ではありますが、ポイントを押さえていけば大丈夫です。
医薬品は多かれ少なかれ我々の身近にあるものであり、人体の働きについては体に照らし合わせてイメージできるなど、自分事として勉強できるので比較的取り組みやすい試験だと思います。
合格すれば一生有効な資格ですので、今、何か資格の勉強をしたいと考えている方にはとってもおすすめですよ!